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米利上げ予想は行き過ぎ、短期国債の押し目買いを-ストラテジスト

  • JPモルガン5年債推奨、バークレイズは3年債勧める
  • 利上げ時期予想前倒しで5年債利回りが先週16bp上昇

先週の米国債売りの後、新たな市場コンセンサスが急速に形成された。利上げ期待は行き過ぎており、債券を買うべきだというものだ。

  スワップ市場は現在、2023年3月の米利上げを織り込み、24年末までには90ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)強の上昇を想定している。

  しかし、多くのストラテジストが予想は行き過ぎだとして期間短めの米国債の購入を勧めている。 短期債は政策金利見通しに最も敏感に反応する。

  JPモルガン・チェースのジェイ・バリー氏は5年債の買いを勧め、TD証券のストラテジストらも5年債への強気を倍増させた。バークレイズのアンシュル・プラダン氏は3年債の買いを推奨。シティグループのジャバズ・マタイ氏が3-7年を標的とすることを勧めた。

  投資家はストラテジストらに同意したもようで、アジア時間1日の取引では短期の米国債が長期債をアウトパフォーム。5年物米国債利回りは一時5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し0.68%となった。30年債の利回りは3bp上昇し2.18%。

Belly of the Beast

Five-year Treasuries saw the worst selloff along the yield curve last week

  トレーダーが利上げ時期予想を前倒ししたことで米5年債は先週、売り込まれ、利回りは16bp上昇し0.73%に達していた。

  モルガン・スタンレーの米金利戦略責任者、グニート・ディングラ氏は利上げ期待について、「米金融当局のスタンスや枠組みと一致しておらず、従って持続可能ではないと考えている」とリポートで指摘した。同氏は当局が23年利上げ予想を打ち消すことを期待している。今週はパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長らが発言する。

原題:
Aggressive Fed Hike Bets Spur Slew of Buy-the-Dip Bond Calls(抜粋)

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