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アルゼンチン、融資返済でIMFの新規配分SDR活用を検討-関係者

  • 19億ドルの元本支払い期限を9月に控えている
  • SDR活用で450億ドル債務再編でさらなる時間を確保できる可能性

アルゼンチンは9月に期限を迎える国際通貨基金(IMF)への支払いで、IMFが新たに配分する見込みの特別引き出し権(SDR)を活用することを検討している。事情を直接知る関係者1人が明らかにしたもので、認められれば450億ドル(約4兆8000億円)の債務再編でさらなる時間を確保できる可能性がある。

  アルゼンチンは19億ドルの元本支払い期限を9月に控えている。同関係者によれば、それまでに合意できない場合でも、SDRの新規配分を利用することで債務不履行(デフォルト)回避に必要な資金を確保できるという。SDR活用についてはアルゼンチンの連立政権内でなお協議が続いていると、同関係者は説明した。情報の非公開を理由に匿名で語った。

  アルゼンチン経済省とIMFの報道官はいずれもコメントを控えている。

  2月26日に開催された20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁のオンライン会議では、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)で打撃を受けている国々への支援策として、IMFのSDRの5000億ドル新規配分の案を中心に協議が行われたが、最終決定は4月のIMF春季会合ごろに下される見込みだと、事情に詳しい別の複数の関係者が明らかにした。アルゼンチンには約33億5000万ドルが割り当てられる見込みだという。

Upcoming Payments

Argentina faces its first principal payment to the multilateral in Sept.

Source: Economy Ministry data

  経済省によると、アルゼンチンは今年、9月の支払い以外にも、12月にIMFへの19億ドルの元本支払いや、5月と8月、11月に計約10億ドルの利払いに直面している。同国は現在、外貨準備の一部として13億6000万ドルに相当する9億4000万SDRを保有している。

原題:
Argentina Considers Using New IMF Reserves for Loan Payment (2)(抜粋)

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