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ECB、利回り抑制にどこまで本気か-2月末パンデミック購入が焦点

  • ECBは2月26日終了週の資産購入の数字を3月1日に公表する
  • 購入が著しく増加していれば言葉が行動で裏付けられ、本気度を示す

欧州中央銀行(ECB)は1日、最新週の資産購入の数字を公表する。ECBの政策担当者らは最近の債券利回り上昇について、景気を損なう場合は容認しないと相次いで発言したが、購入が著しく増加していれば、言葉が行動で裏付けられ、ECBの本気度を示すことになりそうだ。

  しかし2月26日に終了した週の購入額にほとんど変化がなければ、景気回復が始まる過程で、ECBが借り入れコストの上昇を容認すると期待するリフレトレードの続行を投資家に納得させかねない。

  先週はそうしたリフレトレードがユーロ圏各国で利回りを押し上げ、ラガルドECB総裁は恐らく内心穏やかでないだろうが、イタリア債やギリシャ債のリスクプレミアムも同時に拡大した。

  ブルーベイ・アセット・マネジメントのマネーマネジャー、マーク・ダウディング氏は「行動は言葉よりものをいう。ECBが利回り上昇を食い止めたいと本気で考えているかどうかによって、金融情勢に早過ぎる引き締まりが生じかねず、彼らは行動する必要があるだろう」と指摘した。

  ECBが1日に公表する数字では、新型コロナウイルス感染拡大に対応して導入された「パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)」(総額1兆8500億ユーロ=約238兆円)が焦点となる。2月19日終了週の保有額は172億ユーロ増えたが、購入ペースは前週からほとんど加速していない。

ECB's emergency bond buying has barely picked up

原題:ECB to Prove Whether Pledge to Cap Yields Is More Than Just Talk(抜粋)

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