, コンテンツにスキップする

きょうの国内市況(2月26日):株式、債券、為替市場

国内市況の過去の記事はこちらです。指標はここをクリックして下さい。

●日経平均1200円超の下落、金利急上昇を警戒-日銀総裁発言後に一段安

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

  東京株式相場は大幅に反落。日経平均株価は4%近く値下がりし、下落率は2020年4月1日以来約11カ月ぶりの大きさになった。米国債利回りの急上昇を受けて国内の長期金利も約5年ぶりの高水準を付け、半導体関連など成長株中心に売りが広がった。東証33業種の全てが下落した。

  • TOPIXの終値は前日比61.74ポイント(3.2%)安の1864.49
  • 日経平均株価は1202円26銭(4%)安の2万8966円01銭
    • 終値の2万9000円割れは5日以来

  日本株指数は午後の取引で下げ幅を拡大。日本銀行の黒田東彦総裁が衆院財政金融委員会で上場投資信託(ETF)の買い入れについて、現在の金融市場調節方針においても「十分にメリハリのある柔軟な買い入れができる」と見解を示した後に売りが膨らんだ。  

  JPモルガン・アセット・マネジメントの前川将吾グローバル・マーケット・ストラテジストは、米10年債の利回りは年末くらいまでに1.5%程度の水準になるとみられていたが、「想定よりも速いペースで上昇したことを警戒している」と話した。

●長期金利が5年ぶり高水準、政策点検控え市場は日銀の対応に注目

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

  長期金利が2016年のマイナス金利政策導入後の最高水準を更新した。前日の米国市場で長期金利が急上昇したことが背景にある。市場では、日本銀行が3月に発表する政策点検で長期金利の変動許容幅を拡大するとの思惑もくすぶっており、当局が目先の金利上昇にどう対応するか注目が集まっている。  

  • 新発10年債利回りは前日比2.5ベーシスポイント(bp)高い0.165%。朝方に一時0.175%と16年1月以来の高水準を付けた
  • 前日の米10年債利回りは1.6085%と1年ぶりの水準まで上昇。この日の時間外取引では一時1.45%付近まで低下した
  • 長期国債先物3月物の終値は25銭安の150円62銭。朝方一時150円38銭と中心限月では18年10月以来の水準に下落。午後は2年債入札の順調な結果を好感し19銭安まで下げ幅を縮める場面もあった

  三菱UFJモルガン・スタンレー証券の六車治美シニアマーケットエコノミストは、経済正常化を期待する良い長期金利上昇からリスク削減の加速による悪い上昇に変わりつつあり、現行の上限である0.2%に近づけば「日銀から何らかのけん制があるはずだ」とみる。3月の政策点検時に長期金利がなおも上昇していれば、変動幅拡大は「金利上昇容認と受け取られる懸念もあり動けない可能性がある」と語る。

●円とドルが上昇、米金利急騰や株安でリスク回避-ドル・円は106円台

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

  東京外国為替市場では円とドルが買われる展開。前日の米長期金利急騰や株価の大幅下落を受けてリスク回避の動きが強まった。ドル・円は昨年9月以来の高値を更新した後、月末に絡んだドル売りもあり一時、1ドル=106円を割り込む場面が見られた。

  • ドル・円は午後3時31分現在、前日比ほぼ横ばいの106円17銭。106円43銭と昨年9月4日以来の高値を付けた後、一時は105円85銭まで下落
  • オーストラリアドルは対円で0.5%安の1豪ドル=83円19銭。一時は対ドルともに0.7%下げる場面も

IG証券の石川順一シニアFXストラテジスト

  • いくら米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が金融緩和を継続すると言っても米金利が下がらない。今後、米国が財政政策を打ってくるなら今の金利上昇が果たして抑えられるのかという不安心理は当然働いてくる
  • 金利の急騰が今後も見られるようだとリスク回避のドル高と円高圧力が強まってくるだろう
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE