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中国GDP成長目標、今年は設定「必要」-政府系シンクタンク研究員

  • 国務院発展研究センターの張立群氏が国営メディアで主張
  • 市場では昨年に続いて成長率目標の設定が見送られるとの見方多い

中国は2021年の国内総生産(GDP)成長率目標を設定すべきで、質の高い経済成長を確保するためにも必要なことだと、有力な政府系シンクタンクの研究員が国営メディアで主張した。市場では昨年に続いて成長率目標の設定が見送られるとの見方が多い。

  国務院発展研究センターの張立群研究員は中国網財経とのインタビューで、「一定の成長ペースがなければ、中国経済の質は支えを得られない」と指摘。新型コロナウイルス禍からの力強い回復に言及しながら、「今年の経済成長目標の設定は必要で、その条件はそろっていると私は考えている」と述べた。

  李克強首相は全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が開幕する来月5日に政府活動報告を行うが、市場では成長率目標が盛り込まれないとの見方が支配的。INGグループの中国担当チーフエコノミスト、アイリス・パン氏(香港在勤)も今週のリポートで、「全般的に市場はGDP目標を見込んでいない」と指摘した。

  張氏は昨年のGDP成長率目標を見送ったのはコロナによる先行き不透明感が主な原因だったと説明。中国はコロナを抑え込んでおり、今年は約8%成長が見込めると述べた。

原題:China ‘Must’ Set GDP Growth Target This Year: State Researcher(抜粋)

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