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JPモルガン、買収標的探しに「切迫感強まる」-CFO

  • 特に資産運用は1年前よりも規模が重要に-ピプスザックCFO
  • インフレに「多くの注目」、真剣に考え始めたリスク

米銀JPモルガン・チェースはフィンテック企業など新興企業からの攻勢が強まる中、買収標的探しを強化している。

  JPモルガンのジェニファー・ピプスザック最高財務責任者(CFO)は25日のバーチャル投資家会議で、買収標的探しの取り組みは「切迫感が強まっているかもしれない」とコメント。「資産運用のようなビジネスは1年前よりも規模が重要になっている。ほかにも、確実に加速している競争に遅れないよう素早い動きと迅速な技術革新が必要なビジネスもある」と語った。

  ジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は1年前に投資家に対し、 同行が事業全般で積極的に買収を検討していると述べ、他の米銀以外は何でも買収する可能性があることを明らかにしていた。それ以降、ライバルのモルガン・スタンレーはEトレード・ファイナンシャルと資産運用会社イートン・バンスの2社買収を発表している。

  ダイモンCEOは昨年12月、企業の合併・買収(M&A)で創造的なアイデアがあれば電話がほしいとM&A担当バンカーに語っており、特に資産運用はJPモルガンにとって理にかなう分野だと言及していた。

  ピプスザックCFOは経済に関し、インフレが「多くの注目を集めており、われわれが真剣に考え始めたリスクだ」と指摘。さらに、消費者の貯蓄率上昇に触れ「経済の一部は極めて好調」だとの認識を示した。

原題:JPMorgan Has ‘Sense of Urgency’ in Search for Acquisitions (1) (抜粋)

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