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次期USTR代表、中国は貿易合意の公約実行を-指名承認公聴会

  • 貿易合意を継承する方針示唆、撤廃ではなく
  • 中国に実行を迫る詳細には言及せず、指名承認は確実な見通し

バイデン米大統領から米通商代表部(USTR)代表に指名されたキャサリン・タイ氏は25日、上院財政委員会での指名承認公聴会で中国に対し、貿易合意の公約を守るよう呼び掛けた。バイデン政権はトランプ前大統領が実現させた合意を撤廃するのではなく、継承する方針であることがこれまで最も強く示唆された。

  タイ氏は中国が貿易合意での公約を「実行する必要がある」と証言。前政権当局者は中国経済の構造改革を目指したが障害に直面したと認めた上で、バイデン政権は「全ての選択肢を検討」しなければならないと述べた。

  タイ氏は民主、共和両党から高く評価されており、大差で承認されるとの見方が強い。トランプ前政権の4年間ではしばしば前触れなくツイッターで関税賦課などが発表されたことから、議員はタイ氏がプロセスと話し合いを重視して進めていくと約束したことを歓迎している。

  しかしタイ氏は中国に実行を迫る計画の詳細は示さなかった。ケイトー研究所の貿易政策研究センター副所長、サイモン・レスター氏はタイ氏が既に幅広く支持されていることから、公聴会は同氏の考えをただすというよりは、議員の選挙区の有権者にとって重要な問題を取り上げる場になったと指摘した。

  タイ氏は米中交渉で強硬姿勢を取る一方で、より実務的かつ系統立ったアプローチを採用することで混乱を極めたトランプ前政権との違いを打ち出す見通し。

原題:
Biden Trade Pick Says China Must Deliver on Phase-One Pact(抜粋)

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