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ECBシュナーベル氏「金融情勢引き締まることないよう確実を期す」

  • 「実質金利があまりに急に上昇すれば、景気回復を脅かしかねない」
  • 低金利の要因である長期のマクロ経済トレンドは短期的に反転しない

欧州中央銀行(ECB)シュナーベル理事は、金融環境に正当な根拠のない引き締めが生じることがないようECBとして確実を期す考えを明らかにした。

  シュナーベル理事はラトビア通信(LETA)が22日に行ったインタビューで、「グローバルな成長見通し改善を背景に実質金利があまりに急に上昇すれば、景気回復を脅かしかねない」と語った。

  ユーロ圏経済については、今年1-3月(第1四半期)の成長率は予想より弱くなる可能性があるが、2021年通年ではおおむね昨年12月の予測の範囲となる公算が大きいと発言。22年半ばには新型コロナウイルス危機前の水準に戻るとの見通しを示し、低金利の要因である長期のマクロ経済トレンドが短期的に反転するとは考えていないと述べた。

  シュナーベル氏はまた、コロナ危機の結果として予想される企業債務の増加に関連し、政策の支援が早過ぎる形で急に打ち切られない限り、ユーロ圏の銀行は支払い不能拡大のリスクに対応可能だと指摘した。

原題:ECB to Ensure Monetary Conditions Don’t Tighten, Schnabel Says(抜粋)

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