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習氏、中国貧困との闘いで自らの実績強調-総書記留任に向け権力固め

  • 8年間で約1.6兆元を投じ、毎年1000万人前後が貧困から脱却と指摘
  • 総書記2期目は来年に任期切れ-続投が広く見込まれている

中国の習近平国家主席は25日、極度の貧困を撲滅する取り組みを総括する式典に出席し、自らの実績を強調した。共産党総書記2期目の任期切れが来年に迫る中で、歴史的成果を誇示して権力を一段と固める新たな機会となった。

  習氏は北京の人民大会堂で行われた式典で演説し、総書記就任後8年間で約1兆6000億元(約26兆2700億円)をかけた結果、毎年1000万人前後が貧困から脱したと指摘。国営メディアが演説を生中継した。

  今回の式典は貧困との闘いにおける習主席の個人的な役割を強調。習氏は1時間余りにわたった演説で、「真の貧困を見つめ、貧困を減らす真の取り組みを理解し、真の貧困状態にある人々を助け、真の貧困削減を達成するよう訴えてきた」と振り返った。

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習近平国家主席(2月22日、北京で)

  習氏は2012年11月の総書記就任以降、貧困削減を中心的な目標に据えてきた。今年で創建100年を迎える共産党は近く「小康社会(適度にゆとりある社会)」の構築で勝利を宣言する見通し。

  習総書記の2期目は来年に切れるが、18年の憲法改正で国家主席の3期目が可能となっており、総書記にもとどまると広く見込まれている。

原題:
China’s Xi Puts His Personal Stamp on Nation’s Poverty Fight (1)(抜粋)

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