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バイデン氏、前政権の命令撤回-金融規制や移民問題で政策変更進める

  • ドッド・フランク法の影響緩和を図ったトランプ氏の措置を取り消し
  • バイデン氏はグリーンカード発給停止措置も無効にした

バイデン米大統領は前政権による一連の命令などを無効にする措置に乗り出し、金融規制や移民問題で政策変更を進めている。

  バイデン大統領は就任1週目だけで39の行政措置を講じ、その多くがトランプ前大統領の命令を覆すものだった。前政権の大統領令や指示文書を議会の関与なしに取り消すことのできる権限を行使している。

President Biden Signs Executive Order On Economy

ホワイトハウスで大統領令に署名するバイデン大統領(2月24日)

写真家:ダグミルズ/ニューヨークタイムズ/ブルームバーグ

  バイデン大統領がこれまでに無効としたのは、金融サービス業界に影響を与える規制の簡素化を政府に求めた命令など。トランプ氏が2017年に署名したこの措置は金融規制改革法(ドッド・フランク法)の影響緩和を図る取り組みの1つだった。

  トランプ氏によるグリーンカード(永住権)発給停止措置も撤回された。同氏は「わが国への移民」を禁止する行動に出るとツイートした後にグリーンカード発給停止を発表。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)から回復途上にある米経済を守るために必要な措置だと主張していた。

  また、「無秩序状態と暴力、破壊を容認している」都市を特定するというトランプ氏の取り組みもバイデン大統領は取り消した。警官による暴行への抗議運動が昨年夏に広がり、一部の抗議活動で暴力・器物損壊が見られたことから、トランプ氏は一部都市の対応を批判。ニューヨーク市とシアトル、オレゴン州ポートランドへの連邦資金の削減を求めていた。

原題:Biden Revokes Trump Orders on Financial Regulation, Immigration(抜粋)

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