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韓国中銀総裁、インフレリスク重大視せず-正常化議論は時期尚早

  • 今年のインフレ予想を1.3%に引き上げ-成長率予想は3%に維持
  • 政策金利は過去最低の0.5%に据え置き、エコノミスト予想と一致

韓国銀行(中央銀行)の李柱烈総裁は25日、インフレが急上昇するリスクを重大視しない考えを示した。その上で、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)と経済を取り巻く不確実性を踏まえ、現段階での刺激策巻き戻しの議論は時期尚早だと述べた。

  韓国中銀はこの日の金融通貨委員会で、政策金利である7日物レポ金利を過去最低の0.50%に据え置くことを決めた。ブルームバーグが調査したエコノミスト22人全員が金利据え置きを予想していた。

  李総裁は政策発表後の記者会見で、最近の債券利回り上昇を注視していると説明。市場のボラティリティーが上昇すれば措置を講じる用意があるとあらためて表明した。さらに同中銀によって取られるいかなる措置も、量的緩和とは異なるものになるとの認識を示した。

  同総裁は「経済の軌道を取り巻く不確実性は極めて高く、現在は利上げなど完全な政策正常化について議論する時期ではない」と指摘。「経済が安定した回復を続けると予想されるまで、緩和的な金融政策を維持する」と語った。  

  韓国中銀は今年の成長率予想を3%に維持した一方、消費者物価上昇率の見通しは従来の1%から1.3%に引き上げた。

Korea's bond yields rise as exports aid recovery

原題:BOK’s Lee Plays Down Risk of Inflation, Policy Normalization、BOK’s Lee Says Not Time to Consider Rate Hike, Normalization(抜粋)

(李総裁の発言を中心に書き換えて更新します)
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