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米とカナダが温暖化対策案策定へ-貿易で競合する大量排出国に照準か

  • 気候変動法制が不備な国の特定が盛り込まれる可能性とカナダ首相
  • 詳細は4月の気候サミットの前に明らかに-インタビューで語る

カナダのトルドー首相は24日、米国と共に地球温暖化対策案の策定を進めていることを明らかにした。気候変動関連法制に不備がある国を特定することなどが盛り込まれる可能性があるとした。

  トルドー首相はブルームバーグ・ニュースとの電話インタビューで、気候変動問題で米国との協調深化を目指す同案には貿易で「競合する他の工業国の排出状況」を考慮に入れる補完的政策が含まれるだろうと説明した。同首相は前日、バイデン米大統領および担当高官と協議を行った。

Trudeau and Biden

バーチャル形式で共同記者会見した米加首脳(2月23日)

  トルドー首相の発言は、温暖効果ガス排出削減への取り組みを強化している主要国の間でこの数カ月、大量排出国に制裁を科すアイデアが進展していることを示す。制裁は恐らく輸出品への炭素税の形を取るとみられる。炭素税導入は、新たな気候変動法規に伴う競争力面の多少の懸念や政治的反発を緩和する可能性がある。

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  同首相はインタビューで国境炭素税のアイデアについて具体的には語らず、詳細はホワイトハウスが4月22日に開催を計画している気候サミットの前に明らかになるだろうと述べるにとどめた。

原題:
Biden-Trudeau Climate Plan May Target Polluting Trade Rivals(抜粋)

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