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ベイリー総裁ら英中銀当局者、インフレのリスク否定-消費回復に慎重

更新日時
  • 英政府の制限緩和計画は中銀想定と「おおむね一致」-ベイリー総裁
  • インフレ率オーバーシュートの兆しない、1-3月はマイナス成長へ

イングランド銀行(英中央銀行)の政策当局者は、インフレ上昇で英経済に近い将来に害が及ぶとの見方を否定した。新型コロナウイルスの悪影響がまだ続くと見込む。

  ベイリー総裁ら金融政策委員会(MPC)メンバーは24日、議会財務委員会で証言し、インフレ率が中銀目標の2%をオーバーシュートする兆しは監視対象のデータからは見られないと語った。

  英政府が新型コロナ対策の制限措置を来月から緩和するに当たり、巣ごもりを余儀なくされた家計の消費が急増するとの観測が強まっている。だが、英中銀の当局者は景気回復の強さに慎重で、1-3月(第1四半期)はマイナス成長が見込まれ、コロナ危機が労働市場に傷跡を残す恐れもあると指摘した。

   ブロードベント副総裁は、インフレ期待は「非常に安定」しているとし、「全体的にインフレ期待が目標値と照らし合わせて懸念すべき水準へと動いた兆候はまったくつかんでいない」と述べた。
 
  こうした発言は、インフレ率が一時的に上昇するとしても英中銀が政策を引き締める公算が小さいことを示唆する。MPCメンバーのハスケル委員は、巣ごもり期間中に蓄えた貯金は使わないとの回答が70%に上ったとの調査に言及した。

   ベイリー総裁は、政府が打ち出した新型コロナ対策の制限緩和に向けたロードマップは中銀の想定と「おおむね一致している」と発言。バイデン大統領が大型の経済対策を推進している米国についても、インフレの懸念はないとの認識を示した。

原題:BOE Dismisses Talk of Inflation Threat During Post-Covid Rebound、Bailey Says U.K. Lockdown Exit Plan Consistent With BOE Forecast(抜粋)

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