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ヘッジファンドに今年300億ドルも、17年以来の純流入-バークレイズ

  • 最大300億ドルの純流入額は15年以来の大きさ-バークレイズが予想
  • 昨年は新型コロナの影響で300億ドルが純流出

ヘッジファンドは今年、投資家から最大で300億ドル(約3兆1700億円)を集める公算が大きいと、バークレイズが予測した。2017年以来の年間純流入となる。

  同行は21年のヘッジファンド業界の見通しに関するリポートで、100億-300億ドルの純流入を予想。流入額は15年以来の大きさで、合わせて約7250億ドルをヘッジファンドに投資している240社を対象とする調査におおむね基づく予想結果となっている。

  バークレイズの戦略コンサルティング米責任者、ロアーク・スターラー氏はインタビューで、「大規模で評判の確立しているヘッジファンドが引き続き、資金の大部分を獲得する見込みだが、2020年と比べると、既に取引のあるファンド以外への割り当てが増えるだろう」と述べた。

Hedge Fund Flows

The industry may see its first annual inflows since 2017

Source: Hedge Fund Research Inc.

  ヘッジファンド業界からは昨年、300億ドルが純流出。投資家は主に、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が始まって間もないころに手元資金を厚くするため資金を引き揚げた。バークレイズのリポートによると、その後はソーシャルディスタンス(社会的距離)を保つよう求められる中でデューデリジェンス(資産査定)の実施が難しくなり、再投資が進まなかった。

  リポートによると、投資家の27%が20年は当初予定よりも多くの資金をヘッジファンドから引き揚げたと回答。また、投資の際は既に取引のあったファンドを選好したという。

  調査によれば、投資家は今年、現金と債券の保有を減らす方針で、流動性が低めの代替投資には「高い関心」を持っている。

  純流入額の予想には多くの不確実性があり、新型コロナの動向とヘッジファンドのパフォーマンスが重要な要因になるとバークレイズは付け加えた。

原題:
Hedge Funds Seen Luring Up to $30 Billion in Recovery This Year(抜粋)

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