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高齢者向けワクチン、4月12日から接種開始へ-海外よりも遅れ

高齢者を対象とした新型コロナウイルスのワクチン接種が、4月12日から始まる。河野太郎行政改革担当相が24日夜の会見で明らかにした。医療従事者を除いた一般人への初めての接種となるが、治験などに時間がかかり、海外よりも大幅に遅れた。

  対象となる高齢者は3600万人。当初は数量を限定し、徐々に拡大する計画だ。日本では、米ファイザーと独ビオンテックが共同開発したワクチンを接種しており、メーカーからの供給や欧州連合(EU)の承認といった不確定要素もある。

  河野氏は年齢や接種する地域など「優先順位は市区町村で考えてほしい」と話した。

  日本のワクチン接種は医療従事者を対象に17日から始まったが、主要7カ国(G7)では最も遅れ批判も出ていた。感染者は減少傾向にあるものの緊急事態宣言は続いており、経済への悪影響も大きい。ワクチン接種の推移は、菅義偉首相の政権運営や東京五輪・パラリンピック大会開催にも影響する。

  日本の接種実績は24日までに1万7888回にとどまる一方、全世界では2億1300万回を超えた。昨年12月に始まった英国では、ジョンソン首相が航空機による外国旅行を解禁するロードマップ(行程表)を打ち出し、夏の行楽の予約が急増した。 

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