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香港、1.6兆円規模の支援策公表-株取引の印紙税引き上げも提案

更新日時
  • 財政措置の一環として5000香港ドルの消費券を各住民に配る計画
  • 21年GDP、3.5-5.5%増の見通し-昨年は2年連続のマイナス成長

香港の陳茂波(ポール・チャン)財政官は24日、消費者や失業者を対象とした1200億香港ドル(約1兆6300億円)規模の支援策を公表した。2年連続のマイナス成長に陥った経済を下支えする。

  陳財政官は立法会(議会)で行った予算演説で、財政措置の一環として5000香港ドルの消費券を各住民に配る計画を発表。一方、歳入増に向けて株式取引に課す印紙税率を0.1%から0.13%に引き上げることを提案した。

Hong Kong Financial Secretary Paul Chan Delivers Budget

香港立法会の予算演説に臨む陳茂波財政官(2月24日)

  財政官は2021年の域内総生産(GDP)が3.5-5.5%増になるとの見通しも示した。昨年は6.1%減だった。

Hong Kong's economy shrank by 6.1% last year, the most on record

  ブルームバーグ・エコノミクスのアジア担当チーフエコノミスト、舒暢氏は消費券の計画について「興味深い」と評価し、20年GDPの1.4%に相当すると指摘。「これだけで昨年下期(7-12月)に講じられた規模が小さめの刺激策を上回ることになり、消費を後押しするだろう」と述べた。

  香港政府は昨年、新型コロナウイルス禍の対策として住民への1万香港ドルの給付や賃金補助プログラムを中心とした総額約3200億香港ドルの刺激策を発表していた。

原題:Hong Kong Pledges HK$120 Billion Support to Spur Recovery (2)(抜粋)

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