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ボーイング、787ドリームライナーの調査拡大-納入遅延が長期化も

  • 部品メーカーのスピリットがエンジニアリング解析を実施中
  • 製造上の問題が「山積しているようだ」とエア・リースCEO

787ドリームライナーの製造上の欠陥に関するボーイングの調査がサプライチェーンにも広がっている。この問題で同社は昨年10月から納入を停止しているが、引き渡しで一段の遅れが生じるリスクを示唆している。

  機首とコックピットを製造するスピリット・エアロシステムズ・ホールディングスはボーイングの要請を受け、炭素繊維製フレームの一部の「不適合項目」について、エンジニアリング解析を実施している。スピリットのトム・ジェンタイル最高経営責任者(CEO)が23日、アナリストらに説明した。

  その前日には航空機リース会社エア・リースのジョン・プルーガーCEOが電話会議で、ドリームライナーは製造上の問題が「山積しているようだ」と発言。「より大規模な調査が進められている」と述べ、「きょうの時点では、航空当局と合意可能な確実な解決策は見いだし難い」と述べた。

  ボーイングのデービッド・カルフーンCEOは先月、1-3月(第1四半期)にドリームライナーの出荷再開を目指しているが、「2月はあるとしてもごくわずかになる可能性が極めて高い」とし、年内に在庫の大半をさばく意向だと述べた。ボーイングの担当者はそれ以上のコメントを控えた。

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原題:
Boeing’s Deepening 787 Inspections Point to Risk of Longer Delay(抜粋)

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