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米、1億3000万人接種に十分なコロナワクチン量確保へ-3月末までに

  • 来月には1回接種型を2000万回分出荷できる準備整う-J&J
  • J&J製ワクチンの許可申請、FDA諮問委は26日会合で取り上げ

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米国の新型コロナウイルス感染症(COVID19)ワクチン供給量は3月にさらに拡大する見込みとなった。

  米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)は23日、来月には2000万回分のコロナワクチンを出荷できる準備が整うと明らかにした。同社のワクチンは1回の接種で済むことが特徴。ブルームバーグの分析によると、既に急増が見込まれていたワクチン供給量はJ&J製ワクチンが加わることでさらに伸びる。

  米ファイザーとドイツのビオンテックが共同で開発したワクチンや米モデルナの製品はいずれも2回の接種を要する。J&J製の追加で来月末までに出荷される見込みの量は米国内で1億3000万人の完全な接種に十分となる。

  ブルームバーグの分析は企業の発表資料、実施済みの接種回数のデータ、ワクチン製造の取り組みに詳しい複数の関係者が匿名を条件に提供した情報などに基づいている。J&J製ワクチンの使用が近く許可され、同社が新たな出荷目標を達成することを前提としている。いずれも保証されたことではない。

U.S. Vaccine Supply Is About to Get Much Bigger

  ワクチンメーカー各社の幹部は23日の米議会公聴会でワクチンの状況について説明。J&Jの感染症・ワクチンに関わる米医療担当バイスプレジデント、リチャード・ネトルズ氏は、使用許可が下りる際には400万回分を納入できる準備が整い、3月中に2000万回分を提供できるだろうと証言。ブルームバーグが先週公表した分析では、J&Jの当初のワクチン出荷量をこれより少なく見積もっていた。

  ネトルズ氏は「米国で2021年上期に1回接種型ワクチンを1億回分出荷する計画に自信を持っており、出荷加速であらゆる選択肢を検討するため米政府と引き続き協力している」と語った。年末までに全世界で10億回分を生産できるようになる見込みだとした。

  J&Jはワクチンの緊急使用許可(EUA)を米食品医薬品局(FDA)に申請済み。外部の専門家から成るFDA諮問委員会は26日の会合でこれを取り上げる予定で、それから数日以内にEUAが与えられる可能性がある。

原題:
U.S. Will Have Enough Vaccine for 130 Million by End of March(抜粋)

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