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朝方下落のナスダック100、押し目買いに下げ幅埋める-小幅安で終了

  • ナスダック100は午前に一時3%余り下落後、午後には一時プラスも
  • ツイッターでは「押し目買い」という言葉がトレンドに

新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)時代の株式市場で合言葉になっている「押し目買い」の考え方が23日に奏功した。

  米東部時間23日午前10時(日本時間24日午前0時)少し前にナスダック100指数は3%余り下落し、年初来の上昇が帳消しになった。ちょうどその頃にツイッターでは「buy the dip(押し目買い)」という言葉がトレンドになり始め、デイトレーダーは画面に没頭。同指数は午後3時20分までには一時プラス圏に浮上し、結局、前日比0.2%安で終了した。こうした規模の下げ幅を埋めたのは昨年2月にパンデミックで市場が動揺して以来、初めてだ。

  米株式相場が昨年3月以降で75%もの上昇に向かう途中の一連の下げで、押し目買いはヘッジファンドとリテール(小口)トレーダーを同様に後押ししたほぼ確実な戦略だ。ヘッジファンドや他の機関投資家は押し目を利用し、高騰するテクノロジー株を何カ月にもわたり倍賭けしてきた。

  さらに、ナスダック100指数が50日移動平均を割り込んだことや、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が議会でこの日、金融緩和を継続する考えを表明したことも、相場反転の要因となった可能性が高い。

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  株式市場で小口投資家がますます勢力を強める中にあって、ソーシャルメディアでの情報拡散を背景とする取引も下支えになっている。個人投資家は今や株取引の23%を占め、最近ではゲームストップやAMCエンターテインメント・ホールディングスなどの銘柄でその勢いを見せつけている。

  YCGインベストメンツのポートフォリオマネジャー、エリオット・サベージ氏は「単に押し目買いすることが成功をもたらす戦略であるという状況がずっと続いている。『もし30%の相場調整があれば半年で元通りになる』と人々は考える習慣になっている」と指摘した。

Traders pounce on Nasdaq 100's pullback

原題:Dip Buyers Nearly Wipe Out Tech’s Biggest Loss Since Covid Panic(抜粋)

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