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ディーズNEC委員長、雇用はインフレよりも差し迫ったリスク

  • 労働市場に傷跡を残すリスクが大型経済対策を正当化
  • バイデン大統領の経済対策案、規模は適切とディーズ氏

ディーズ米国家経済会議(NEC)委員長は22日、インフレは注目に値するリスクだが、現在のより大きなリスクは労働市場への長期的な打撃だとの認識を示した。バイデン大統領が掲げる1兆9000億ドル(約200兆円)規模の追加経済対策案に対する批判に対応した。

  ディーズ氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「そこにある経済リスクを極めて真剣に受け止めている」 とした上で、インフレについて「われわれが注目しているリスクで、考慮すべきことだ」と述べた。

ディーズNEC委員長、インフレは注目に値するリスクと語る

出典:ブルームバーグ

  バイデン大統領の経済対策案が議会を通過するとの予想などを背景に、家計支出が増えるにつれてインフレが加速する可能性が債券売りにつながっている。米10年債利回りは22日、昨年2月以来の高水準を付けた。

  ディーズ氏は、経済対策が「行き過ぎるリスクより、こうしたリスクを見極めバランスを取る際に労働市場にさらなる傷跡を残すリスク、つまり経済的打撃をさらに拡大するリスクの方が大きいと考えている」と語った。

  また、追加経済対策案の規模は適切だと主張。「率直に言って、前例のない不安定な時期にある米経済にとって適切な種類の処方箋だと考えている」と説明した。イエレン財務長官も先週、同対策案を擁護していた。

原題:
Biden Economy Chief Sees Jobs as More Urgent Risk Than Inflation(抜粋)

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