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テキサス州住民に高額の電気料金請求書-大寒波耐えた後に新たな痛手

  • 固有の経営モデルで運営する電気事業者グリッディの顧客で料金急騰
  • テキサス州のアボット知事は問題への対応で議員と緊急会合を開いた

大寒波に見舞われた米テキサス州で1週間にわたって寒さや食料不足に耐えながらも電気は確保できた一部の住民が、今度は別の痛手を受けている。高額な電気料金請求だ。

  メーカーの人事部で管理職を務めるヒューストン在住のデービッド・アストレインさん(36)は今月20日間で2738.66ドル(約29万円)の電気料金を請求されたと語った。1月全体では129.85ドルだった。3ベッドルームとガレージがある家に住み5カ月の息子を育てるアストレインさん夫婦は暖房を確保するため、食洗機や洗濯機、乾燥機の使用をやめ、夜には最小限の明かりですませた。契約先の電気事業者グリッディ・エナジーによると、2月の請求は3000ドルを超える見通し。

  アストレインさんは寒波が去った後に高額の電気料金を請求されている消費者の1人。ソーシャルメディアには最高8000ドルを含め、多額請求を示す投稿が相次いだ。こうした画像によると、その大半が固有のビジネスモデルで運営するグリッディの顧客だ。

  マッコーリー・エナジーが出資するグリッディは卸売り電力市場のリアルタイムの価格を基に電力料金を請求するため、顧客は価格変動の影響を全面的に受ける。グリッディは問題が深刻化しつつあると判断し、個人顧客に契約先の切り替えを促すこともした。14日までに20%がなんとか契約先を変更したが、アストレインさんはできなかった。

  アストレインさんは電話取材に対し「グリッディと桁外れの料金で身動きが取れなくなった。テキサス州全般でこうした状況への備えが不十分だったことで、グリッディなどのプランを利用する全顧客が今、家計の緊急事態に直面している」と語った。

  テキサス州のアボット知事は20日、この問題への対応で議員との緊急会合を開いた。同州選出のマイケル・マッコール下院議員(共和)は21日、現行の計画では連邦支援は水害などで修理を必要とする世帯や想定外の電力料金請求を受けた世帯に振り向けられると説明した。

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アストレインさんの2月1ー20日の請求書

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電気料金に関するグリッディの最新情報(2月18日掲載)

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原題:Texas Homes Slammed by Thousand-Dollar Power Bills After Storm(抜粋)

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