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NY連銀総裁、米国債利回り上昇は「景気楽観の強まりを反映」

ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は19日、米国債利回りの上昇は景気回復に対する楽観の表れだと述べた。こうした利回りの動きに歯止めをかける措置を講じる方針が、米金融当局にはないことが示唆された。

  ウィリアムズ総裁はCNBCとのインタビューで、「インフレ期待が上昇している兆しが見られる。当局の長期的目標である2%と整合する水準に近づいている。将来に実質利回りが幾分か高くなる兆しであり、景気への楽観が強まっていることを反映している」と説明。「従って私にとっては懸念要因ではない。むしろ、経済見通しは力強さを増しているという市場の見方を反映したものだ」と話した。

  バイデン米大統領が計画する1兆9000億ドル(約200兆円)規模の追加経済対策について、共和党は規模が大き過ぎると主張しているほか、元米財務長官のローレンス・サマーズ氏など民主党の一部からも、景気過熱を巡る懸念が表明されている。

  ウィリアムズ氏は景気はまだ「深い穴」に陥っていると述べた。「最大限の雇用に戻るまでにはかなりの道のりがある。当局の2%インフレ目標に戻るまでの道のりも長い」と指摘。「経済対策、あるいは財政面での支援が現時点で過剰だというような懸念はない」と続けた。

原題:
Fed’s Williams Says Rising Treasury Yields Reflect More Optimism(抜粋)

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