, コンテンツにスキップする

ウーバー運転手は「従業員」、英最高裁が判断-ギグエコノミーに打撃

  • ウーバー運転手、最低賃金や休憩時間など労働者の権利持つ-最高裁
  • ギグエコノミー労働者を企業が自営業と主張するのは困難に

配車サービス大手、米ウーバー・テクノロジーズの運転手らの権利を巡る訴訟で、英最高裁は運転手を同社の「従業員」と認める判決を下した。

  英最高裁判事は全会一致でこの判断を支持。ウーバーの運転手は従業員であり、最低賃金や休日手当、休憩時間などの権利を有するとした。判決を受け、ウーバー株は19日のニューヨーク証券取引所で下げて始まった。

  今回の判決は英国で急成長中のギグエコノミーに重大な影響を及ぼしそうだ。インターネットで単発の業務を請け負う労働者の権利を巡っては、世界各地で争われている。こうした労働者に依存する企業の多くは、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)でも業績を伸ばしている。

  英法律事務所チャールズ・ラッセル・スピーチリスに所属するマイケル・パウナー弁護士は、この判決で「デジタルプラットフォームを通じて業務に携わる人々は自営業だと、企業が主張するのはかなり難しくなる」と指摘した。

  ウーバーは判決が適用されるのは当初の訴訟を提起した運転手数人だけだが、全国的な協議を開始すると声明で表明。「この協議を通じ、ウーバーの運転手として活動中の全員に意見を募り、将来の柔軟な働き方を考える一助としたい」と説明した。

原題:
Uber Loses U.K. Court Ruling on Drivers in Blow to Gig Economy(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE