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中国、レアアース技術輸出の禁止を検討-安保懸念で一部の国・企業に

  • 中国政府、鉱物自体よりも技術がより強力な武器と認識
  • 米国向けレアアース輸出の制限は計画にないが、選択肢は維持

中国は安全保障上の脅威と見なす国や企業に対し、レアアース(希土類)精製技術の輸出を禁止する可能性がある。事情に詳しい関係者が明らかにした。

  中国政府は現在、レアアース政策の見直しを進めている。国益を守る上で、実際の鉱物よりもレアアースの精製・濃縮に必要な技術の方がより強力な武器だと政府内で見なされ、一部の国や企業への技術販売禁止が検討されていると、非公開の情報だとして匿名を要請した関係者が語った。

  この関係者によると、中国には米国へのレアアース輸出を制限する計画はないが、貿易戦争が再発する場合に備え選択肢は維持する。中国は個別企業に対する制裁の一部としてレアアースに関する禁止措置を発動することも模索しており、台湾への武器売却を巡り中国の中核的な利益を侵した米防衛大手ロッキード・マーチンなどが対象になり得ると、関係者は述べた。

  中国商務省にファクスでコメントを求めたが、今のところ返答はない。

原題:China May Ban Rare Earth Technology Exports on Security Concerns(抜粋)

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