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香港取引所、人気IPO銘柄への重複申し込みを調査-関係者

香港の証券取引所は、諾輝健康科技(ニュー・ホライゾン・ヘルス)の新規株式公開(IPO)で当選確率を高めるため申し込みを複数回行った投資家が規則に反するかどうか調査している。

  香港取引所は株式登録機関のトライコーを通じ、諾輝健康のIPOに携わったブローカーに対し、株式の割り当てを受けた個人投資家の氏名とIDカードナンバーの提供を求めた。事情に詳しい複数の関係者が部外秘情報だとして匿名を条件に明らかにした。

  ブルームバーグが入手した証券会社向け電子メールによれば、香港取引所はブローカーに「適切な手続きに従い、重複申し込みや、その疑いのある申し込みを却下した」ことを確認するよう求めた。

  取引所のこうした対応は、医渡科技や快手科技など最近人気を博したIPOでの重複申し込みを巡って苦情が増えていることが背景にある。いずれのIPOでも、人口約700万人の香港で小口投資家の申し込みが100万件を超えた。大腸がんの家庭用検査キットを製造する諾輝健康のIPOでは1万1000件余りの重複申し込みが発覚して却下されたことが、今月17日に発表されたIPOの詳細で分かった。

  取引所が重複注文について規則違反と判断した場合の是正措置は不明。一部投資家が既に売却した可能性もあるだけに、割り当てを取り消すことは難しい可能性もある。

  取引所と香港の証券先物委員会の広報担当はコメントを控えた。諾輝健康の担当者には連絡が取れていない。調査については香港紙、香港信報が先に報じた。

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原題:Hong Kong Exchange Is Said to Probe Multiple Orders for Hot IPO(抜粋)

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