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日本株3日続落、米指標低調や金利高止まり-陸運など内外需安い

更新日時
  • 米新規失業保険申請は4週間ぶり高水準、米住宅着工件数は減少
  • 米10年債利回りは一時1.3%台へ上昇、アジア時間の米株先物は軟調

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19日の東京株式相場は3日続落し、日経平均株価は一時3万円を割り込んだ。米国での雇用などの経済指標低調や長期金利の高止まり、上昇ピッチの速さを懸念した売りが膨らんだ。自動車や医薬品、陸運など内外需とも安い。

  • TOPIXの終値は前日比12.96ポイント(0.7%)安の1928.95
  • 日経平均株価は218円17銭(0.7%)安の3万0017円92銭
    • 一時388円安の2万9847円

〈きょうのポイント〉

  • 米新規失業保険申請件数は4週間ぶり高水準、米住宅着工件数は5カ月ぶりに減少
  • 18日の米国株は下落、エネルギーやテクノロジー株安い-米10年債利回りは一時1.3%台に上昇
    • アジア時間19日も米株先物は軟調に推移
  • 18日の米ニューヨーク原油先物は1%安の1バレル=60.52ドルと4日ぶり反落

  三井住友信託銀行の瀬良礼子マーケット・ストラテジストは「このところ米国株の弱い影響が日本株に出ている。長期金利の上昇が米国株の重しになっている」と語る。米10年債利回り1.5%あたりが株の割高感が意識される分水嶺になるかもしれないとし、その水準をさらに上回ると「株式を売却して利回りが得られる米国債への動きが出てくる可能性はある」とみていた。

  18日の米国株が下落し、アジア時間19日も米株先物が軟調となる中、日本株は午後に入って下げを一時拡大させる場面があった。松井証券の窪田朋一郎シニアマーケットアナリストは「きのうまでFリテイリなどがハイペースで買われて指数が押し上げられたが、Fリテイリが一気に売られた。市場でこのところ株価上昇ピッチが速過ぎた影響が出ている」と述べた。

  さらに昨日のTOPIX午前終値が前日比0.54%安となったにもかかわらず日本銀行の上場投資信託(ETF)買いが入らなかった経緯から、「日銀の買い入れの水準がどこにあるのか、市場が試す状況になっている」とも松井証の窪田氏はみていた。

Fリテイリ株の日経平均寄与度についてはこちらをご覧ください

  ただ、株価指数は取引終了にかけてやや下げ渋り、日経平均は終値では心理的な節目である3万円を維持した。みずほ証券の倉持靖彦マーケットストラテジストは日銀がETF買いを18日に見送ったことについて「株価が30年ぶり高値にある中で、総合的に考えると違和感はない」としていた。

  • 東証33業種では鉱業や空運、陸運、石油・石炭製品、証券・商品先物取引、非鉄金属、サービスが下落
  • 海運やパルプ・紙、精密機器は上昇
一時3万円割れ
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