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バークレイズ、トレーディング好調-自社株買いと配当再開へ

  • 通期のトレーディング収入は前年比45%増、米銀勢上回る伸び
  • 10-12月の国内事業税引き前利益は半分以下に減少

英銀バークレイズの2020年10-12月(第4四半期)は、トレーディングが好調だった。同行は自社株買い戻しと配当再開の計画を発表した。

  証券部門の市場業務の通期収入は、予想を上回る76億ポンド(約1兆1100億円)と、前年比で約45%増えた。米銀勢のトレーディング収入も平均で35%増と、融資事業の貸倒引当金が増える中でトレーディングは銀行にとって明るい材料だった。

  リテールバンキングの難局を相殺するものとして法人・投資銀行(CIB)を擁護してきたジェス・ステーリー最高経営責任者(CEO)は、「2020年は当行の多角化したバンキングモデルの価値を示した」と評価した。

  10-12月の国内事業の税引き前利益はコロナ禍の中で半分以下の2億8200万ポンドに減少。貸倒引当金は4億9200万ポンド積み増し、年間で48億ポンドとなった。国内事業については21年ならびに中期的に逆風が続くとの見通しを示した。

  同行は1株当たり1ペンスの配当と最大7億ポンドの自社株買いによって1株当たり5ペンスを株主に還元する計画を示した。自社株買いは数週内に開始する見込み。イングランド銀行(英中央銀行)は配当と自社株買いについて厳しい制限を課している。

英当局、国内銀行に配当再開を許可-HSBCやバークレイズに朗報

原題:
Barclays Trading Beat Fuels Buyback and Return to Dividends(抜粋)

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