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米テキサス州知事、天然ガスの州外移動禁止-21日までの緊急措置

  • 厳寒の中で数百万世帯が3日連続で電力供給を受けられない状態
  • 知事命令は州際取引に関する米憲法条項に違反との指摘も

米テキサス州は17日、州をまたぐ天然ガスの流れを規制する措置を発表した。大寒波を受けた異例の措置だが、米憲法の州際通商条項に違反しているとの指摘も出ている。

  アボット知事は17日の会見で、21日までの措置として州外への天然ガス移動を禁止すると説明した。州内の発電業者が十分な量を確保できるようにするための措置だとした。ただ、ブルームバーグが確認した知事命令のコピーによると、テキサス産天然ガスが他州に出荷される前に、州内での販売を義務付ける内容となっている。

  憲法の通商条項は、州政府が州際取引に干渉することを禁じている。アボット知事は、自身が今月12日に発した災害宣言でこうした規制を導入する裁量が与えられたとしている。

  厳寒に見舞われているテキサス州では3日連続で数百万世帯が電力供給を受けられない状態にあり、復旧に向けた明確なスケジュールは立っていない。ハリス郡は、停電がさらに2日続く可能性があるとしている。ヒューストン市を含む同郡は全米で3番目に人口が多い郡。

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原題:Texas Clamps Down on Out-of-State Gas Sales Amid Shortages (2)(抜粋)

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