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テスラやアークETFが一時大幅安、金利上昇で人気銘柄の魅力に陰り

  • 指標の米10年国債利回り、月間ベースで3年ぶりの大幅上昇
  • 割高な銘柄で極めて高いバリュエーションの正当化がますます困難に

3年ぶりの大幅な債券利回り上昇を受け、株式市場では人気の一部銘柄の魅力に陰りが出始めている。

  経済見通しの改善や新型コロナウイルスの感染者減少、追加経済対策の早期実現の見込みを背景に、指標の米10年国債利回りは2月に入って23ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇した。これは月間ベースとしては2018年初め以来最大。上昇分のかなりの部分はここ数日にもたらされた。こうした結果、株式市場で最も割高なグループで極めて高いバリュエーションを正当化するのがますます困難になっている。

  テスラを例に取ってみよう。同社株は10日間で10%余り下げ、キャシー・ウッド氏の人気がある上場投資信託(ETF)、アーク・イノベーションETF(ARKK、運用資産280億ドル=2兆9600億円)にとって重しとなった。同ETFでテスラは最も組み入れ比率が高い銘柄の1つ。成長株のパフォーマンスが2カ月にわたって勝っていたが、割安株が再び優位に立った。

  マーケットサイファー・パートナーズのアブデル・ミサ最高投資責任者(CIO)は、低金利は主に景気低迷の結果として生じるものだが、それでも順調な成長企業は魅力が高まり、投資家は割高でも購入すると指摘。「金利が急上昇し始めれば、逆のことが起きる。それまでの成長株のプレミアムは消滅し始める」と分析した。

10-year yields in midst of fastest monthly rise since 2018

  S&P500種のバリュー指数のパフォーマンスは17日、グロース指数を2日連続で上回った。テスラは一時4.3%安、アークETFも一時4.9%下げた。一方、S&P500種株価指数は0.03%安、ダウ工業株30種平均は0.3%高で終了した。

Tesla has fallen 10% from its January high

原題:
Ark ETF, Tesla Stumble as Surging Rates Weigh on Market Darlings(抜粋)

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