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Photographer: Stefani Reynolds/Bloomberg
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FOMC議事要旨、資産購入縮小の状況「しばらく」訪れない

更新日時
The Federal Reserve building in Washington, D.C., U.S., on Wednesday, Jan. 27, 2021. The White House argued against a "wait and see" approach on the need for more emergency spending to sustain the economic recovery.
Photographer: Stefani Reynolds/Bloomberg

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米連邦公開市場委員会(FOMC)が1月26、27両日に開いた会合では、大規模な資産購入プログラムを縮小できるような状況は「しばらく」訪れないとの認識を当局者らは示していた。

  17日公表された議事要旨では、「経済がそれらの目標からまだ程遠い状況にあることを踏まえ、一段と顕著な進展が得られるまでにはしばらく時間がかかる可能性が高いと、参加者らは判断した」と記された。

  元連邦準備制度理事会(FRB)エコノミストで、現在はコーナーストーン・マクロのパートナー、ロベルト・ペルリ氏は「FOMCが不透明感をなお認識しており、容認可能な状況からは程遠い」ことを踏まえると、この文脈での「しばらく」とは恐らく数四半期を意味すると指摘した。

  議事要旨は「参加者は、有効なワクチンプログラムと最近実施された財政面での支援、そして今後見込まれる追加の財政政策を受け、中期的な見通しが改善したとの判断に至った」と記述。ただその上で、「経済は委員会が掲げる中長期の目標からなお程遠く、今後の道のりはなお極めて不透明で、パンデミック(世界的大流行)が引き続き見通しに多大なリスクをもたらしているとの見解で参加者は一致した」と記した。

  米国内でワクチン接種が広がり、経済活動の再開が進む中で価格が上昇するケースも出てくるとみられる。ただ今回の議事要旨では、向こう数カ月に価格を押し上げ得る一時的要素をしっかりと見抜く考えであることが示された。

  さらに「多くの参加者は、相対価格の一時的な変化と、基調的なインフレトレンドの変化とを区別することの重要性を強調した」とし、相対価格の変化は「一時的にインフレを押し上げ得るが、持続させる効果はない可能性が高い」と説明した。

原題:Fed Officials Saw Bond-Buying Pace Continuing for ‘Some Time’(抜粋)

(エコノミストのコメントと議事要旨の内容を追加し、更新します)
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