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バブル懸念は捨てよ、上昇の波に乗れ-JPモルガン・アセットCIO

  • 高いバリュエーションは受け入れなければならない現実との見方
  • ジャンク債、新興国債、リスク高い銀行証券の上昇が勢い増すと予想

資産バブルに関して警鐘を鳴らしているウォール街はじめ全ての人にとって、悪いニュースとなりそうだ。JPモルガン・アセット・マネジメント(運用資産2兆3000億ドル=約244兆円)のボブ・マイケル最高投資責任者(CIO)によれば、クレジット市場を巡る高揚感はさらに高まる見通しだ。

  マイケル氏は新たな景気刺激策が近く講じられるという状況下で、ジャンク(投資不適格)債から新興国債、リスクの高い銀行の証券にわたる相場上昇がこれまで以上に勢いを増すと見込んでいる。

  米ジャンク債の平均スプレッドは300ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)に低下する見通しで、今後1年間に金融危機以前の低水準である250bpを試す可能性があると、マイケル氏は指摘。高いバリュエーションについて心配するよりも、上昇の波に乗り、市場が過熱しているとの警告を押し流すよう顧客に伝えている。

  「有意な調整があるまで様子見したいという人もいる。世界中の誰もがそれが起きるのを待っていると、私は言い続けている」とマイケル氏はインタビューで発言。「皆、バリュエーションについて考えることに時間と労力を費やしている。誰もこうした水準を好まないが、これが現実だ」と述べた。

Reflation's Moment

2021 is favoring risk assets tied to growth

Source: Bloomberg

  国際通貨基金(IMF)は先週、リスク資産は過大評価されており、ネガティブサプライズに備えた緩衝材が確保されていないと警告した。

  しかし、世界的に中央銀行が巨額の資金を市場に注ぎ込み、財政刺激策で景気回復の勢いが強まる中、投資を今引き揚げる理由はないと、マイケル氏は指摘した。

原題:
JPMorgan’s Michele Says Forget Bubble Fears and Ride the Rally(抜粋)

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