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東芝、エフィッシモなどファンド勢の提案に反対-3月の臨時株主総会

  • エフィッシモ議案に対し「必要性、妥当性及び合理的理由はない」
  • ファラロン提案には「内容には誤解がある上、内容自体が不合理」

東芝は17日、3月18日に開催予定の臨時株主総会で大株主のエフィッシモ・キャピタル・マネジメントなどが提案した2つの議案に反対すると発表した。

  エフィッシモは2020年12月、同年7月に開かれた定時株主総会では議決権行使の集計に不自然な点が数多く存在しており、総会運営の公正性を調査する者の選任が必要と主張し、臨時株主総会の招集を求めた。

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東芝の車谷CEO

Photographer: Kyodo News/Kyodo News Stills

  17日の発表資料によると、エフィッシモの提案は臨時総会の第1号議案とされ、東芝の取締役会は反対すると表明。外部弁護士を起用した調査では議決権行使への不当な干渉は認められず、エフィッシモ側に疑いを持つ具体的根拠の開示を求めたが、回答はなく、新たな調査人選任の「必要性、妥当性及び合理的理由はない」と結論付けた。

エフィッシモ:東芝に臨時株主総会招集請求、定時総会の運営調査で

  また、新たな中期経営計画の成長戦略と資本政策を策定し、株主総会での承認を求めた米資産運用会社のファラロン・キャピタルによる第2号議案についても反対を明言。進行中の中期経営計画に特段の方針変更はなく、「株主提案に記載されている内容には誤解がある上、内容自体が不合理」と反論した。

  ファラロンは昨年12月、合理的な説明を行わないまま中期経営計画の内容を変更し、1兆円規模の資金を企業買収などに用いる趣旨の成長戦略を公表したと主張し、東芝の姿勢を問題視していた。

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  ブルームバーグのデータによると、エフィッシモは東芝株を9.9%保有。一方、東芝のホームページによると、ファラロンはチヌーク・ホールディングスと共同で5.37%(2018年6月の大量保有報告書)を持っている。

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