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米国債のボラティリティーは始まったばかり-変動拡大で1.6%超にも

  • 10年債利回り、今後3カ月に上下に30bp変動する可能性
  • 1-1.6%の範囲を示唆、変動幅拡大でさらに高い利回りも

米国債のボラティリティーの指標は10年物の利回りが今後3カ月に上下それぞれに約30ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)変動する可能性を示唆している。

  10年物スワップレートの3カ月間のインプライドボラティリティーは16日に2020年3月以来の急上昇となり、同年の米大統領選挙に向かう時期の水準を上回った。世界経済の回復の兆候の中で、米国の追加景気対策の議論の結果をトレーダーが静観する状況にあって、こうした動きからは今後数カ月がどれほど重要となりそうかが浮き彫りになる。

3-month volatility on 10-year rises to highest since June

  米10年債利回りは16日に11bp上昇し1.31%となった。ターミナル・ブレークイーブンとして知られるものからは、利回りが昨年2月に付けた1.6%に跳ね上がるか、それとも1%に引き返すか、いずれの状況もトレーダーが織り込みつつあることを示唆する。

  オプション価格のブレークイーブンの水準は必ずしも特定の目標を定めるものではないが、債券利回りが分布し得る範囲が大幅に拡大したことを意味する。現在は1-1.6%の水準を示しているが、利回りがさらに高くなるリスクが増したことも示唆している。

米国債利回り上昇、経済対策案の影響織り込む動きか-一段の上げも

原題:
Treasury Volatility Is Just Starting With Another Big Swing Seen(抜粋)

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