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インド版ツイッター「Koo」の利用者急増-本家が政府と対立

  • 黄色いひな鳥をロゴマークとするクーはわずか1年前に創業
  • ツイッターは一部コンテンツの遮断を求めるインド政府と対立

インド版ツイッターとも言われてきた「Koo(クー)」がユーザー数を大きく増やしている。本家の米ツイッターがインド政府と衝突していることが背景で、ソーシャルメディアと政治を巡る課題が世界的に広がっている兆しだ。

  ツイッターは一部コンテンツを遮断するよう求める政府と数週間にわたり対立。その後、英語と現地の7言語で短文を発信できるクーの人気が大きく高まった。インドのゴヤル商工相ら有力政治家がクーに乗り換え、後に続くよう支持者に呼び掛けている。

  クーの1日当たりユーザー数は20倍に急増。ベンガルール(バンガロール)に本社を置く親会社ボンビネート・テクノロジーズでは10人から成るエンジニアリングチームが対応に追われている。

  共同創業者のアプラメヤ・ラダクリシュナ最高経営責任者(CEO)は電話インタビューで、同社の目標は政治的なものでは全くなく、幅広い人口がソーシャルメディアを活用できるようにすることだと説明。米テスラ創業者の「イーロン・マスク氏をクーでフォローすることはできないかもしれないが、さまざまな言語で話し書き込むインド人とつながることができる」と語った。

  ツイッターはコメントを控えた。

  黄色いひな鳥をロゴマークとするクーはわずか1年前に創業された。データ分析のセンサータワーによると、インドのアプリストアからの昨年のインストール数はクーの約260万件に対しツイッターは約2800万件。ただ、クーのインストール数は今月6-11日に90万1000件増えたと、センサータワーのモバイル解析ストラテジスト、ステファニー・チャン氏は述べた。

  農民の抗議活動が起きているインドでは、政府が農業法に関する誤情報が含まれ安全保障にとって脅威だとして、一部のアカウントを停止するようツイッターに圧力をかけている。米国では1月6日の連邦議会乱入事件を受け、ツイッターはトランプ前大統領のアカウントを永久停止した。

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原題:Twitter’s Clash With India Government Gives Boost to Local Rival(抜粋)

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