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モーリス氏「レバレッジは敵」-水面下で増大、リスクテークに警鐘

  • 市場が悪化して初めて明るみに出る水面下の問題が存在する可能性
  • キャッシュフローを埋め合わせ可能なほど景気が十分回復しない恐れ

投資銀行モーリス・アンド・カンパニーの創業者で最高経営責任者(CEO)を務めるケネス・モーリス氏は、米国の株価が最高値を更新する中で、リスクテークのために借り入れを行う投資家に警告を発した。

  モーリス氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「全てがレバレッジ(借り入れ)に結局行き着くだろう。常にそうだ。借り入れでリスクテークを行う人々を思いとどまらせたい。ここでは時間が味方で、レバレッジは敵だ。レバレッジは制御できないからだ」と語った。

  負債を賄うために必要な追加キャッシュフローの埋め合わせができるほど景気が十分回復しない場合、企業の借り入れ増大が懸念要因になりかねないと同氏は指摘。システム全体に及ぶ不安はないとしながらも、市場が悪化して初めて明るみに出る水面下の問題が存在する可能性を警告した。

  モーリス氏は「われわれと競合する大手は最も堅実な会社でもレバレッジ比率が10対1か12対1だ。それが大手銀行のやり方だ。困難な状況になれば、後退を余儀なくされる」と指摘した。

(出典:ブルームバーグ)

原題:Ken Moelis Sounds Alarm on Extra Leverage Hidden in the System(抜粋)

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