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AIGの10ー12月は赤字、新型コロナが痛手-損保引き受け指標は改善

  • 災害に絡むコストはハリケーンや新型コロナ中心に5億4500万ドル
  • 生保・年金事業は調整後税引き前利益が約20%増-事業分離方針

米保険会社アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)が16日発表した昨年10ー12月(第4四半期)決算は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を含む災害のほか、デリバティブ(金融派生商品)に関連する相場変動が痛手となった。ただ、損害保険の引き受けに関する主要な指標は一段の改善が見られた。

  発表文によると、災害に絡むコストはハリケーンや新型コロナ関連を中心に5億4500万ドル(約580億円)に達した。デリバティブやヘッジのボラティリティーも10ー12月期の純損益が赤字になる一因となった。一方、調整後1株損益は94セントの黒字で、ブルームバーグが集計したアナリスト予想(93セント)をわずかに上回った。

  旅行や再保険事業などでの新型コロナ関連の災害のコストは1億7800万ドル。10ー12月期は多くのハリケーンに見舞われたが、損害保険部門はコロナ関連を除くと、保険料収入が保険金支払いと経費を若干上回った。

  生命保険・年金事業は調整後税引き前利益が10億3000万ドルと、約20%増えた。プライベートエクイティ(PE、未公開株)投資や団体保険事業などが堅調だった。同事業の保険料収入は4%減少したが、保険販売は昨年上期に比べると改善している。AIGは昨年10月、同事業を分離する方針を発表した。

原題:
AIG Stung by Pandemic Even as Key Underwriting Metric Improves(抜粋)

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