アディダス、不振の「リーボック」売却手続き開始-自社での再建断念
Thomas Mulierドイツのスポーツ用品メーカー、アディダスは不振の傘下ブランド「リーボック」を売却する計画だ。10年余りにわたって業績回復を目指して手を打ってきたが、自社での再建を諦める。
アディダスは16日、リーボック売却の正式なプロセスを開始すると発表。新戦略の詳細は3月10日に示す。同社は昨年12月、リーボックに関する選択肢を検討していることを明らかにしていた。
アディダスは2006年にリーボックを取得。販売が振るわない店舗の閉鎖や費用削減などを行ってきた。
事情に詳しい複数の関係者によると、アジアを中心に、競合するスポーツ用品メーカーやプライベートエクイティー(未公開株、PE)投資会社がリーボック買収に関心を示す可能性が高い。
原題:Adidas Begins Sale Process for Underperforming Reebok Brand (1)(抜粋)
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