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ファンドマネジャーは積極的にリスクテーク-BofAの顧客調査

バンク・オブ・アメリカ(BofA)の顧客はかつてないほどリスクテークに積極的になっている。市場に広がる利益追求の欲望に警鐘を鳴らす銀行が増えているが、投資家は懸念していない。

  合計で6140億ドル(約64兆8800億円)を運用するファンドマネジャーを対象とした今月の調査で、過去最高となる25%が通常よりも高いリスクを取っていると回答した。現金比率は2013年以来の低水準となり、循環的なリスク資産への楽観度は11年以来の高水準となった。

  背景にあるのは成長に対する前例のない楽観で、84%が世界の企業利益が向こう1年間に改善すると予想した。投資家らは1年ぶりに、企業がバランスシート改善よりも支出に注力すべきだとの考えを示した。

  JPモルガン・チェースのクロスアセット指標は市場が過去20年で最も慢心した状態にあることを示唆したが、BofAの顧客は市場の熱狂を懸念していない。米株がバブル状態にあるとの回答は13%に過ぎず、53%は強気市場の後期段階にあるとの認識だった。

市場は過去20年間で最も慢心、強欲-JPモルガンのバロメーター

  債券の「タントラム」が新型コロナウイルスワクチンを巡るリスクに次ぐ第2のテールリスクと見なされており、債券への配分は3ポイント低下し62%アンダーウエートと、18年3月以来の低水準だった。  

  調査は今月5-11日にかけて実施された。

relates to ファンドマネジャーは積極的にリスクテーク-BofAの顧客調査

通常より高いリスクを取っているとの回答、過去最高の25%

出所:BofAグローバルファンドマネジャー調査

その他のハイライト:

  • 循環株へのローテーションは2月に一服し、テクノロジーとヘルスケア、消費関連のエクスポージャーが増加
  • コモディティーと株式へのエクスポージャーは10年ぶりの高水準
  • 最も活発な取引はテクノロジー株のロング、ビットコインのロング、米ドルのショート、ESG(環境・社会・ガバナンス)資産ロングの順

原題:
BofA Clients With $614 Billion Hike Risk-Taking to New Records(抜粋)

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