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中国、米防衛産業向けのレアアース輸出制限を検討-報道

  • 米国はレアアース輸入の8割を中国に依存している
  • 中国政府はレアアース業界に関する指針案を今年1月に発表

中国はレアアース(希土類)の輸出を制限することで米国の防衛産業に打撃を与えられるかどうかを検討している。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が報じた。レアアースはF35戦闘機などの兵器の製造に必要な原材料。

  FTによると、政府当局者は2国間紛争の際に中国がレアアースの輸出を制限した場合、防衛請負業者を含む米欧企業にどの程度影響が及ぶかについて業界幹部に質問を行った。政府協議に関与している複数の匿名の関係者を引用して伝えた。

  レアアースは2019年の米中関係悪化時にも注目された。米国はレアアース輸入の8割を中国に依存しており、輸出を制限された場合に米企業が短期間で供給を確保する方法がない。

  中国外務省にコメントを求めたが返答はなかった。中国工業情報省への電話にも応答がない。中国は春節(旧正月)の連休中。

  中国政府はレアアース業界に関する指針案を今年1月に発表。企業に輸出規制の順守を求めるほか、資源温存と環境保護のためにレアアースの採掘と加工を制限または停止する可能性も示していた。FTによれば、中国工業情報省は17のレアアース鉱物の生産・輸出を規制する計画を提案した。

原題:China Eyes Rare Earth Export Curbs for U.S. Defense, FT Says (1)、China Eyes Rare Earth Export Curbs for U.S. Defense Sector: FT(抜粋)

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