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カナダ主導約60カ国、他国民の恣意的拘禁に反対宣言-中国は強い不満

  • 中国による威圧的な外交手法が2018年以降に急激に増加-豪ASPI
  • 法的根拠なしに自由を奪うことは基本的人権の侵害-ラーブ英外相

カナダ主導で世界の60に迫る国々が他国民の恣意(しい)的拘禁に反対する宣言に署名したことに対し、中国は「強い不満」を表明した。

  在カナダ中国大使館は16日付の声明に「カナダ側の『メガホン外交』を用いた中国に圧力をかける試みは全く無益で、袋小路に向かうだけだ」とする報道官の発言を掲載。中国は「カナダ側に断固たる抗議を行った」と報道官は説明した。

  オーストラリア戦略政策研究所(ASPI)が昨年公表したリポートによれば、拘束や懲罰的な貿易措置を含む中国による威圧的な外交手法は2018年以降に急激に増えている。

Declaration Against Arbitrary Arrests

More than 50 countries support the declaration

Source: Canadian government

  

  カナダのガルノー外相は電子メールで配布した声明で、「こうした違法かつ道義に反する行いはあらゆる国の市民を危険にさらし、法の支配を損ねる。受け入れることはできず、やめなければならない」と呼び掛けた。

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  今回のイニシアチブは欧米の民主主義国と中国の関係が悪化する中で発表された。香港の政治弾圧や新疆ウイグル自治区でのイスラム教徒の扱いなどを巡り、欧米諸国は対中批判を強めている。

  ラーブ英外相は「他国政府に対するレバレッジとして個人を恣意的に拘禁する行為は弁解の余地がなく、英国は容認しない」とコメント。「法的根拠なしに自由を奪うことは基本的人権の侵害だ」と指摘した。

原題:China Slams Canada ‘Megaphone Diplomacy’ After Arrest Complaints(抜粋)

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