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VIXがやっと20下回る-先物とETFは再上昇見込みを示唆

シカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティー指数(VIX)が12日にやっと20を下回ったことで、投資家の不安は幾分落ち着いたかもしれないが、先物と上場投資信託(ETF)の動向は懸念が完全に去ったわけではないことを示唆している。

  4カ月物のVIX先物と期近物のスプレッドは10年平均を上回ったままで、ボラティリティー指数に連動するETFの需要は急増している。 伸びきったバリュエーションとリスク資産バブルの兆候が懸念される中で、一部トレーダーがボラティリティー回復を見込んでいることが示唆される。

Fourth-month VIX futures trading at above-average premium to front

  サスケハナ・インターナショナル・グループのストラテジスト、クリス・マーフィー氏は12日のリポートで、「注目すべき取引の幾つかはVIXが今後数カ月20台で推移するとの見方を示唆する」とし、「これらの投資家は上昇シナリオ持続と下降シナリオの両方でVIXが高止まりすると考えているのかもしれない」と分析した。

  VIXは12日に19.97と、1年前の新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の始まり以来で初めて20を下回って終了した。

  しかし、VIX低下に伴い、レバレッジドETFを使った再上昇を見込む取引が急増。プロシェアーズ・ウルトラVIX短期先物ETFには先週、8億5000万ドル(約900億円)余りが流入し投資口数が最高を更新した。

世界最大のボラティリティーETF、1週間足らずで40%拡大

原題:
VIX Bets Shows Volatility Concerns Ebbing But Not Forgotten (2)(抜粋)

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