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豪中銀、金融政策によるかなりの支援がしばらくの間必要-議事要旨

  • 金融刺激策の巻き戻しを検討するのは時期尚早と豪中銀
  • インフレと雇用の目標達成まで「数年」かかるとの見方

オーストラリア準備銀行(中央銀行)は16日、2月の政策決定会合の議事要旨を公表し、インフレと雇用の目標達成まで数年かかるとして、今後しばらくの間は金融政策による「かなり」の支援が必要になるとの認識を示した。同会合では量的緩和(QE)プログラムの延長を決めた。

  議事要旨は「債券購入プログラムは実施しなかった場合と比べ、金利と豪ドル相場の押し下げにつながった。これを考慮すれば、金融刺激策の巻き戻しを検討するのは時期尚早だろう」と指摘した。

  豪中銀は2日の会合で、現行の債券購入プログラムの4月半ばの終了に伴い、1000億豪ドル(約8兆2000億円)相当の国債を追加で買い入れる方針を決定。2024年まで利上げを見込んでいないことも明らかにした。

  議事要旨は、「他の先進国中銀の多くは、少なくとも21年末まで債券購入プログラムを延長すると表明している」として、市場では豪中銀のプログラムも何らかの形で延長されるとの広範な期待があると分析。豪中銀が4月半ばのプログラム終了を容認していれば、豪ドルは上昇した可能性が高いとの見解を示した。

Strong currency is a concern for Australia's central bank

  豪中銀は緩和策が経済に与える影響を注視しているとしたほか、現時点で貸出基準が悪化している兆候はほとんどないと指摘した。

原題:RBA Sees Significant Monetary Support Needed for Some Time (2)(抜粋)

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