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フィリピンへの本国送金、2020年は01年以来の前年割れ-コロナ危機で

  • 現金送金額は前年比0.8%減の299億ドル-中銀
  • 新型コロナが世界の雇用市場に打撃を与えたことが影響した

在外フィリピン人労働者による2020年の本国への送金額は、01年以来の前年割れとなった。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が世界の雇用市場に打撃を与えたことが影響した。

  中央銀行が15日に公表したデータによると、昨年の現金送金額は前年比0.8%減の299億ドル(約3兆1500億円)だった。

Missing Cushion

Overseas Filipinos' remittances decline for first time since 2001

SOURCE: Bangko Sentral ng Pilpinas

*Cash remittances

  パンデミックが始まって以降、国外居住のフィリピン人労働者40万人余りが帰国。海外からの送金は国内に住む家族への資金支援や外貨獲得の重要な源泉となっており、影響が出る恐れがある。

  INGグループのエコノミスト、ニコラス・マパ氏(マニラ在勤)は、昨年の送金額の減少率は中銀見通しの2%減よりも小さいものの、「かつては非常に強かった海外からの外貨流入の影響力が弱まりつつある」ことを示していると指摘した。

原題:Philippine Remittances See First Drop Since 2001 on Covid Hit(抜粋)

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