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外国企業にサウジ政府が圧力、中東拠点の移転迫る-ドバイに対抗

  • 中東拠点をサウジ国外に置く外国企業との契約を24年から取りやめ
  • 「経済的漏えい」に歯止め、雇用創出後押しするための措置-当局者

サウジアラビアが外国企業に対し中東拠点を同国に移すよう圧力を強めている。中東での企業誘致合戦が激しくなる中で、サウジは隣国アラブ首長国連邦(UAE)のドバイに挑戦状を直接突き付けた。

  国営サウジ通信(SPA)は当局者を引用し、サウジ政府と政府系機関は中東拠点をサウジ国外に置く外国企業と契約を交わすことを2024年1月1日から取りやめるとする声明を伝えた。匿名で述べた当局者は「経済的漏えい」に歯止めをかけ、雇用創出を後押しするための措置だと説明した。

  世界最大の原油輸出国であるサウジは国内経済の多様化を図っており、各社に対して首都リヤドで存在感を高めるよう促している。

  ムハンマド皇太子はリヤドの規模を倍にし、世界の中心都市の1つとするために8000億ドル(約84兆5000億円)規模の戦略を推進。これまでの措置にはリヤドへの移転奨励策が含まれていたが、15日に報じられた声明は中東拠点をサウジに移さなければ巨額の契約を逃すことになると暗に警告している。

  ファリハ投資担当相は電話インタビューで、「サウジ国内で意思決定できない企業が政府や政府機関から主要契約を得るのは不自然だ」と主張した。

原題:Saudi Arabia Adds Pressure on Global Firms to Move to Riyadh (1)(抜粋)

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