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きょうの国内市況(2月15日):株式、債券、為替市場

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●日経平均30年半ぶり3万円回復、景気期待や業績改善-輸出や金融主導

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  東京株式市場で日経平均株価が30年半ぶりに3万円台を回復し、TOPIXは6連騰となった。米追加経済対策などを受けた世界景気の回復期待や国内企業業績の改善、国内総生産(GDP)の上振れが評価された。電機や機械など輸出関連、銀行など金融、情報・通信株中心に高い。

  • TOPIXの終値は前営業日比20.06ポイント(1.0%)高の1953.94
  • 日経平均株価は564円08銭(1.9%)高の3万0084円15銭
    • 終値が3万円台を回復したのは1990年8月2日以来

 JPモルガン・アセット・マネジメントの前川将吾グローバル・マーケット・ストラテジストは「新規の新型コロナウイルス感染者が減る中でワクチンも日米で普及し、これから経済活動は正常化する」と指摘。そうした環境下で「米国はさらに財政刺激策に踏み込んでいくため、春から夏にかけて景気や企業業績の見通しが一段と強くなるなら買っておこうと考える投資家が増えている」と述べた。

  取引開始から広く買いが先行し、先物主導で日経平均はあっさり心理的節目の3万円台を上回った。大台を一時回復した後は伸び悩んだものの、米先物高も追い風となって午後には再び高値圏で強含んだ。東海東京調査センターの平川昇二チーフグローバルストラテジストは「米国株は景気・業績の拡大を織り込んでいる。イエレン財務長官の発言も、民主党は予定通り1.9兆ドル規模の経済対策を通したいのだと受け止める」と述べた。

  • 東証33業種では鉱業や精密機器、石油・石炭製品、銀行、機械、情報・通信、小売、証券・商品先物取引が上昇
  • 空運やゴム製品、繊維、電気・ガスは下落

●債券下落、米金利上昇や株高で売り圧力ーマイナス金利巡る観測は支え

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  債券相場は下落。米国の長期金利が昨年3月以来の水準まで上昇したことに加え、この日の日経平均株価が30年半ぶりに3万円台を回復したことを受けて、売り圧力が掛かった。一方、日本銀行がマイナス金利の深掘り余地の明確化を検討しているとの観測は相場の下支えになった。

  • 新発10年債利回りは前週末比1.5ベーシスポイント(bp)高い0.075%
  • 新発20年債利回りは1bp上昇の0.47%
  • 新発5年債利回りは1bp高いマイナス0.105%
  • 長期国債先物3月物の終値は15銭安の151円51銭。夜間取引の流れを引き継いで売りが先行し、軟調に推移。午後には一時151円48銭まで下落

BofA証券の大崎秀一チーフ金利ストラテジスト

  • 米長期金利が上昇し、日経平均株価は3万円台を回復する中、さすがに円金利も少しは反応している形
  • 日銀の点検では、米金利上昇で円金利にも上昇圧力が掛かった場合、日銀が慌てて金利上昇を抑えるようなことはしないというメッセージになると思う
  • 一方、マイナス金利深掘り余地の明確化に関する報道は意味が分かりにくく、市場も反応しづらいが、ある程度は警戒せざるを得ない
  • あすの5年債入札はショートカバー需要もありそうだが、深掘りに関する報道で利回りが下がってしまっていたので、やや警戒感も出た

日銀オペ

  • 対象は残存期間1年超3年以下、3年超5年以下、5年超10年以下、物価連動債。通知額はいずれも前回から据え置き
  • 応札倍率は残存3年超5年以下が前回から上昇した一方、他のゾーンは低下

●ドル・円は105円前半、リスクオンと米金利上昇受け堅調-ポンド上昇

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  東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=105円台前半で堅調に推移。米追加経済対策への期待を背景としたリスク選好の流れでドルと円がともに売られやすい中、米長期金利の上昇傾向を受けて円売りがやや優勢になった。ポンドは予想を上回る景気回復を受けて上昇。

  • ドル・円は午後3時32分現在、前週末比0.1%高の105円09銭。ここまでの取引では104円91銭を安値に一時105円14銭まで上昇
  • 円は主要10通貨全てに対して下落、ドルは円以外に対しては下落
  • ポンド・ドルは0.3%高の1ポンド=1.3895ドル。一時1.3903ドルと2018年4月以来の高値を記録。対円では0.4%高の1ポンド=146円02銭

あおぞら銀行の諸我晃チーフマーケットストラテジスト

  • イエレン米財務長官の発言などで米追加経済対策への期待が一段と高まる中、ドルと円はともに売られやすいが、米長期金利上昇でドル・円では、やや円売りが優勢
  • 商業決済が集中しやすい五・十日(ごとおび)の仲値ではドル買いがやや優勢
  • 日本の実質国内総生産(GDP)は予想より良かったので、株高を通じて円売りにつながった面も
  • ただ、米中が休場とあって次の動きは仕掛けにくい
  • ポンド高はワクチン接種の進展とGDPが予想をやや上回ったことが背景。ただ、英経済の状況を踏まえると、ここからは上値が重くなっていく可能性
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