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Photographer: Annie Sakkab/Bloomberg
cojp

投機的熱狂、さらに強まる-「ミーム」取引に投資資金が殺到

  • 低位株、仮想通貨や大麻銘柄などが激しい値動きに
  • 10日までの1週間で株式ファンドへの資金流入は過去最大となった
Cannabis plants inside the grow room at the Aphria Inc. Diamond facility in Leamington, Ontario, Canada, on Wednesday, Jan. 13, 2021. Tilray Inc. and Aphria Inc. agreed to combine their operations, forming a new giant in the fast-growing cannabis industry.
Photographer: Annie Sakkab/Bloomberg

2021年の基準では静かな週となった先週、現在の強気相場を特徴づけている投機的な熱狂はさらに強まった。

  低位株、仮想通貨や大麻銘柄などが激しい値動きとなった。米株価指数は再び値上がりした。現在の「何でも上昇相場」に懐疑的な投資家にとっては、市場のフロス(細かなバブル)を懸念する理由がさらに増えた。

  世界株式市場の時価総額は6週間で6兆8000億ドル(約714兆円)余り増加。デジタル通貨の時価総額は1兆4000億ドルを突破した。キャシー・ウッド氏のテクノロジーセクターを中心とする上場投資信託(ETF)の運用資産は現在500億ドル超に達している。

  10日までの1週間で株式ファンドへの資金流入は過去最大となった。仮想通貨や大麻株など、ソーシャルメディアやウォール街を現在にぎわせている、ネットでの情報拡散を背景とする「ミーム」取引を以下にまとめた。

大麻株と仮想通貨

  大麻株と仮想通貨は21年に入りほぼ同時に上昇しており、共に個人投資家の熱狂の波に乗っていることを示唆している。

Bitcoin and Cannabis Charts Tend to Overlap

  大麻株は先週に荒い値動きとなった。「ETFMGオルタナティブ・ハーベストETF」(ティッカーMJ)は3日間での上昇率が42%と上場来最大となった後、2日間で26%下落した。

  ビットコインは14日の取引で4万9000ドルを初めて突破し、過去最高値を更新した。

低位株

  困難な状況にある業種の循環株に対する初心者トレーダーの熱狂を受け、ラッセル・マイクロキャップ指数はこのままいけば四半期ベースでS&P500種株価指数との比較で最高のパフォーマンスとなる。

Micro-caps have surged versus large-caps in 2021

最もホットなETF

  太陽光発電やクラウドコンピューティングなどの流行の銘柄を買って一獲千金を狙っているデイトレーダーは、キャシー・ウッド氏率いるアーク・インベストメント・マネジメントの投資商品に殺到している。

  アークの旗艦ETFの出来高は10日に過去最高となった。2月第1週の資金流入は11億ドル余りと、記録的な水準となった。

ARKK has been shattering records left and right

原題:Speculative Traders Add Billions to ‘Meme’ Stocks at New Records(抜粋)

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