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株式ファンド資金流入が過去最大、調整局面入りの可能性も-BofA

  • BofAのブル・ベア指標は極端な強気水準に接近、売りシグナルか
  • 世界の株式市場は過去最高に近い水準、一部で利益確定検討も

株式ファンドへの資金流入が記録的な規模に達しており、特にテクノロジー銘柄に投資するファンドで顕著だ。バンク・オブ・アメリカ(BofA)のストラテジストらは、こうした活況は調整局面の前触れの可能性があるとみている。

  BofAとEPFRグローバルのデータによると、2月10日までの1週間には、米国株とテクノロジーセクター向けを中心に株式ファンドに580億ドル(約6兆1000億円)が流入した。

  市場のセンチメントを測るブル・ベア指標は極端な強気水準に接近しており、2018年1月以来となる「売りシグナル」が発せられる可能性があるとBofAがリポートで指摘。2000年以降、売りシグナルが出た12回のケースではその後、世界株式の3カ月リターンがマイナス9%(中央値)だったと、マイケル・ハートネット氏率いるストラテジストらは説明している。

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  現在、世界の株式市場は過去最高水準付近で取引されており、投資家の間では一部利益を確定すべきか検討する動きも見られる。また、季節的要因も短期的な調整リスクをはらんでいる可能性がある。野村証券の高田将成クロスアセット・ストラテジストは2月後半に投機的投資家によるポジションの削減というテクニカル要因が起きる傾向を指摘。ただその上で、下げても「短期で小幅」にとどまる公算が大きいとの見通しを示し、S&P500種株価指数は現行水準を5%程度下回る3725への下落を見込んでいる。

  株式ファンドへの資金流入の地域別内訳は、米国が360億ドル、新興市場が54億ドル、日本が17億ドル、欧州が約6億ドルだった。セクター別ではテクノロジーが54億ドル、次いでエネルギー19億ドルとなっている。

原題:Stock Funds See Biggest Inflows Ever as BofA Warns Top Is Near(抜粋)

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