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【米国市況】主要株価指数、そろって最高値-10年債利回り1.2%上回る

12日の米株式相場は上昇。投資家は米経済対策法案が実現に向かっている兆しに目を向けた。米10債利回りは1.2%を上回った。

  • 米国株は上昇、主要株価指数がいずれも最高値更新
  • 米国債は下落、10年債利回り1.21%
  • ポンドが上昇-ドルは高安まちまち、対円104円後半
  • NY原油が60ドルに迫る-ブレントは大幅高、4週続伸
  • 金スポット続落-ドル安背景に週間では上昇

  S&P500種株価指数は3連休を控え、最高値を更新して引けた。エネルギー株が堅調だった。個別銘柄ではオンライン旅行会社のエクスペディア・グループが下落。前日に発表した昨年10-12月期決算で、売上高が市場予想に届かなかった。

  S&P500種は前日比0.5%高の3934.83。ダウ工業株30種平均は27.70ドル(0.1%)高の31458.40ドル。ナスダック総合指数は0.5%上昇。ニューヨーク時間午後4時39分現在、米10年債利回りは4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の1.21%。

  最高値圏での推移が続く株式相場は、新たな材料を探している。米下院では歳入委員会が1400ドルの個人向け現金給付を柱とする5935億ドル(約62兆2800億円)規模の家計支援策を可決しており、経済対策に関して進展が見られた。一方、上院はトランプ前大統領の弾劾裁判で手一杯の状態だ。

  ナショナル・セキュリティーズのチーフ市場ストラテジスト、アーサー・ホーガン氏は「おおむね横ばいの動きとなっているのは、これまでの2週間にかなり著しいボラティリティーがあったことを映す。今は相場を動かすきっかけとなるものが幾つか形になるのを待っている状況だ」と述べた。

U.S. equity volumes approach peak seen during pandemic crash

  外国為替市場ではポンドが上昇。週間ベースでは昨年12月半ば以来の大幅高。英国で新型コロナウイルスのワクチン接種率が高いほか、同国政府は感染が抑制されつつあると自信を示した。ドルは対主要10通貨で高安まちまち。

  主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.1%上昇。ニューヨーク時間午後4時39分現在、ポンドは対ドルで0.3%高の1ポンド=1.3854ドル。ドルは対円では0.2%高の1ドル=104円94銭。ユーロは対ドルで0.1%安の1ユーロ=1.2120ドル。

  ニューヨーク原油先物相場は反発。米国やその他地域で在庫減少の兆しが見られ、石油輸出国機構(OPEC)と非OPEC主要産油国で構成する「OPECプラス」が余剰供給の削減に成功したことを示すと受け止められた。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物3月限は1.23ドル(2.1%)高の1バレル=59.47ドルで終了。約1年ぶりの60ドル台に迫る場面もあった。ロンドンICEの北海ブレント4月限は1.29ドル高の62.43ドルと、1月上旬以来の大幅高。週間ベースでも4週続伸となった。

  金スポット相場は続落。前日比プラスに転じる場面もあった。ニューヨーク時間午後2時35分現在は0.3%安の1オンス=1819.30ドル。一方、週間ベースでは3週間ぶりに値上がり。ドルが伸び悩んだことから、ドル以外の通貨を保有する投資家にとって金の妙味が高まった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月限は0.2%安の1オンス=1823.20ドルで終了。

原題:U.S. Stocks Climb to Record; Crude Oil Rallies: Markets Wrap(抜粋)

Cable Poised for Best Week Since Mid-December: Inside G-10(抜粋)

Brent Oil Posts Fourth Weekly Gain With Global Surplus Dwindling(抜粋)

Gold Set For First Weekly Gain in Three With Dollar Decline(抜粋)

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