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テーパリング期待のMBS投資家は失望の可能性-景気への楽観後退も

  • MBS買うならば米連邦準備制度が購入している証券がお勧め
  • 今年これまでのところ低クーポンMBSは低パフォーマンス

住宅ローン担保証券(MBS)を今買うならば、米連邦準備制度が購入している証券がお勧めだ。マクロ経済への楽観が後退したときに恩恵が見込める。

  今年これまでのところ投資家は、米追加経済対策をてこに景気回復への期待を強めてきた。この結果、市場は前向きなマクロ経済データに、連邦準備制度がMBSの直接購入を減らすテーパリングの兆候を見いだそうとするようになったと、バンク・オブ・アメリカ(BofA)が最近のリポートで分析した。

  当局はクーポン2-2.5%の30年物MBSを主に購入しているため、購入縮小はこれらの証券の需要低下を意味する。この懸念から、これら比較的低クーポンのMBSの今年のリターンは米国債を0.05-0.06ポイント上回る水準にとどまっている。より高い3%と3.5%クーポンのMBSの上乗せリターンはそれぞれ0.75ポイントと0.65ポイントだった。

Mortgage investors favoring higher coupons amid steeper curve, burnout hopes

  しかし、投資家の楽観は続かない可能性がある。債券利回り予想を見ると、10年物米国債利回りは今四半期末までに約0.1ポイント低下、10年債と2年債のスプレッドは0.16ポイント縮小が見込まれている。

  債券市場のそのような動きはMBS投資家に景気回復ペースへの懸念を抱かせ、低クーポンのMBSに追い風、高クーポン証券には逆風となるだろう。

  ウェルズ・ファーゴのディレクター、ランディ・アールグレン氏は「高クーポンMBSのアウトパフォーマンスが続くとは考えにくい」と述べた。

原題:
Mortgage Investors Bracing For Fed’s Taper May Be Disappointed(抜粋)

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