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HSBC、ウェルスマネジメント部門を強化へ-最新の戦略シフトで

  • アジアと英国、中東が事業拡大の対象となる公算大とクインCEO
  • HBSCは23日の20年通期決算発表に合わせて新戦略を発表へ

アジア重視の姿勢を強めている英銀HSBCホールディングスは成長に向け、収益の新たな原動力としてウェルスマネジメント事業に照準を合わせている。

  ノエル・クイン最高経営責任者(CEO)は今週のプレゼンテーションで、過去1年で2回目となる戦略シフトの概要を説明。約250人の幹部らに対し、ウェルスマネジメント事業で世界最大手の一角を目指すと表明した。

Key Speakers and Interviews From The Second Day At the Bloomberg New Economy Forum

ノエル・クイン氏

  ブルームバーグが確認した文書によれば、クイン氏は9日の電話会議で、最大の好機が見込めるところに「大規模な投資を行う」と説明し、事業拡大の対象となる可能性が高い地域として、アジアと英国、中東を挙げた。HSBCの広報担当はこの記事のためにコメントすることを避けた。

  HSBCは欧州最大の銀行で、中国で営業する外資系銀行の中で最大手だが、富裕層の資産を運用するウェルスマネジメント事業ではあまり存在感がない。2019年末時点の同事業の運用資産は3610億ドル(約37兆8500億円)をやや上回る水準。これに対し、同事業で世界最大手のUBSグループは2兆6000億ドルだった。

  HSBCは23日の20年通期決算発表に合わせて、新たな戦略を発表する。

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原題:HSBC to Target Wealth Management in Latest Strategic Shift (1)(抜粋)

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